泉房穂氏、テレビ局上層部の圧力嘆く 「偉いさんの一部はホント…」

AI要約

前明石市長で弁護士の泉房穂氏がテレビ局上層部の圧力を明かし、報道番組とクイズ番組の違いに言及。

泉氏は政治部の圧力に対し不満を述べるも、テレビ業界全体を否定せず、視聴者目線の番組づくりを願う。

自身の経験からテレビ業界に理解を示しつつ、現状に批判的な姿勢を示す泉氏。

泉房穂氏、テレビ局上層部の圧力嘆く 「偉いさんの一部はホント…」

 前明石市長で弁護士の泉房穂氏(60)が5日までにX(旧ツイッター)を更新。番組出演をめぐるテレビ局上層部の圧力を明かした。

 最近は報道番組ばかりでなくバラエティー番組やクイズ番組などにも出演している泉氏。「クイズ番組は楽しい。報道番組だと、権力に忖度したコメンテーターや司会者への対応に苦慮するが、クイズ番組の場合、シンプルに司会者や共演者とのやり取りを楽しめる」とクイズ番組の楽しさをつづった。それととともに、「クイズ番組に出演してみて、あらためて報道番組の“嘘っぽさ”や“忖度まみれ”を痛感させられる思いだ・・・」と複雑な思いを吐露した。

 その後の投稿では「愚痴」と見出しを付け、「テレビ局の政治部の一部の偉いさんが激怒して、『政治部批判をする泉をテレビに出演させるな』と現場に圧力をかけてきたとのこと。テレビ局で働く近しい知人が教えてくれた」と暴露。「政治部の一部(あくまでも一部だと思いたいが・・・)って、古い政治家以上に古い体質なのかもしれない・・・」とつづった。

 この投稿は反響を呼び、一部から「どこの局かハッキリと仰ってほしいです」との声も寄せられたようだが、泉氏は「そんなことをしたら、完全に干されてしまいます。思うところは何かとありますが、まだ干されるわけにはいかないと思っているからこそ、キリキリのラインで発信しているのです」と説明し、「今のテレビ局の偉いさんたちの一部は、ホント腐っています・・・」と批判した。

 ただ、自身もかつてはテレビディレクターを務めた経験から「誤解なきようにお願いしたいが、テレビマンの多くは“いい番組”をつくろうと頑張っている。私も昔、TVディレクターをしていたこともあり、テレビの可能性を今も信じている」とし、「テレビとは、あくまでも視聴者あってのメディアだと思う。視聴者目線での番組づくりを切に願っている」との思いをつづった。