モネらの名画にコナンたちが融合!英国美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」設立200年記念で『コナン』コラボ商品

AI要約

小学館「週刊少年サンデー」にて連載のマンガ『名探偵コナン』と英国の美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」のコラボレーション企画について紹介。

第二弾の新作グッズや期間限定ショップの情報、コラボ商品のデザインなどが紹介されている。

各名画と『コナン』のキャラクターが組み合わされたコラボ商品の魅力についても詳細に解説。

紹介されているコラボ商品の中から、クロード・モネやアンリ・ファンタン=ラトゥールなどの名画とキャラクターがコラボしたデザインの一部を紹介。

各絵画の背景やキャラクターとの組み合わせ方について解説されている。

さらに、「名探偵コナン」×「ロンドン ナショナル・ギャラリー」の期間限定ショップの開催情報や特典について紹介されており、ファンにとって注目のイベントとなることが期待される。

モネらの名画にコナンたちが融合!英国美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」設立200年記念で『コナン』コラボ商品

小学館「週刊少年サンデー」にて連載のマンガ『名探偵コナン』では、英国の美術館「ロンドン ナショナル・ギャラリー」とのコラボレーション企画として新作グッズ第二弾が5月下旬に発表された。現在、公式通販サイト「サンデープレミアムSHOP」にて販売を受け付けている。

コミックスの累計部数は2億7000万部を突破する世界的人気作「名探偵コナン」(原作:青山剛昌)が今年で連載30年、そして約2,600点もの美術作品が所蔵されているという「ロンドン ナショナル・ギャラリー」が今年で設立200年を迎えたことをそれぞれ記念して実施された本コラボでは、『コナン』の人気キャラクターの原作イラストと世界的名画を組み合わせたコラボ商品が登場。

第二弾では、前回第一弾にて販売したクリアファイル、トートバッグ、Tシャツ、マグネットに新デザイン6種を追加したほか、全13種類のアクリルスタンド、ポストカードセット、キャンバスアートも新たにラインナップ。クリアファイルに関しては、各名画の紹介も合わせて以下にて紹介する。

さらに、全国6都市で「名探偵コナン」×「ロンドン ナショナル・ギャラリー」の期間限定ショップを開催することも決定。ここでは通販で販売される商品を実際に手に取って見ることができるほか、店頭では、特典として購入額税込3000円ごとにコラボデザインが印刷された「ミニカード」がもらえるという。

■「服部平次&遠山和葉」×クロード・モネ『ラ・グルヌイエールの水浴』

「服部平次&遠山和葉」とコラボしたのは、クロード・モネ『ラ・グルヌイエールの水浴』。当時、週末の隠れ家的リゾートとして人気だった、パリの西方約12kmにあるセーヌ川沿いの水浴場「ラ・グルヌイエール」で行楽を楽しむ人々を描いた作品です。家族や恋人たちが行楽地に集う穏やかな光景に、仲睦まじい平次と和葉のイラストを重ね合わせた心温まるデザインです。

■「江戸川コナン&服部平次」×クロード・モネ『アルジャントゥイユの雪景色』

パリから鉄道でわずかの距離にあったセーヌ河沿いのアルジャントゥイユは、日曜ともなればボート遊びの行楽客が集う典型的なパリの近郊都市でした。1871年、モネは家族とともにこの地に移住。モネが描いた雪が降り積もるアルジャントゥイユの町をコナンと平次が訪れた姿をイメージして、デザインしました。

■「江戸川コナン&警察学校組」×アクセリ・ガッレン=カッレラ『ケイテレ湖』

本品に選んだ絵画は、フィンランドの国民的画家とも称されるアクセリ・ガッレン=カッレラがフィンランドのケイテレ湖を描いた作品です。画面の大部分を占める水面の波紋は、風と湖の相互作用によって生じる自然現象ですが、これはフィンランドの民族叙事詩『カレワラ』の主人公である英雄・ヴァイナモイネンが漕ぐ船の航跡を暗示していると言われています。「英雄」の名にふさわしいコナンと警察学校組のイラストを組み合わせました。

■「江戸川コナン&高木渉&佐藤美和子&警察学校組」×アンリ・ファンタン=ラトゥール『ばらの籠』

ファンタン・ラトゥールは19世紀に活躍したフランスの画家。花や果物の静物画で知られ、「ファンタン・ラトゥール」というバラの品種の名前の由来になっているほど、バラで著名な画家です。

本作のバラはまるで無造作に籐のバスケットに放り込まれたかのように見えますが、芸術的なバランスをとり、それぞれの花の個性を表現しています。そんな本作に、佐藤刑事と高木刑事を囲むコナンと警察学校組を重ね合わせ、個性豊かで華やかな雰囲気あふれるデザインに仕上げました。

■「少年探偵団」×ピエール=オーギュスト・ルノワール『湖畔の風景』

生命力や幸福感にあふれる子供たちや女性の姿を柔らかであたたかな質感で数多く描いた巨匠・ルノワール。本作はルノワールが描いた風景画のひとつ。フランスの南東部にある、大きな湖に隣接する街・アヌシー近郊の風景であることはわかりますが、正確な場所は特定されていません。どこかわからない、そんな秘密基地のような美しい湖畔を見つけた仲睦まじい少年探偵団をイメージしています。

■「工藤新一」×オディロン・ルドン『花に囲まれたオフィーリア』

本作に選んだ絵画はイギリスの脚本家・シェイクスピアの『ハムレット』に登場する、オフィーリアをイメージして描かれた作品で、ルドンをはじめ当時の芸術家はシェイクスピアに魅了され、彼の作品を題材に絵をよく描いていました。そんな背景を持つ本作と、同じくイギリスが誇る著名な小説家、コナン・ドイルの小説の主人公「シャーロックホームズ」を敬愛する工藤新一を組み合わせました。