中村雅俊、本番前に緊張?「キャリアを積めば積むほど何かしらのプレッシャー感じる」 芸能生活50周年記念公演が開幕

AI要約

中村雅俊が芸能生活50周年記念公演に出席し、緊張や戦いの心境を語る。

共演者たちも稽古や公演に意気込んでおり、楽しい現場で笑いと感動が満ちる。

昭和歌謡音楽劇やコンサートでは観客を魅了し、ファンに感謝の気持ちを伝える。

中村雅俊、本番前に緊張?「キャリアを積めば積むほど何かしらのプレッシャー感じる」 芸能生活50周年記念公演が開幕

 俳優で歌手の中村雅俊(73)が2日、東京・明治座で開幕した「中村雅俊芸能生活50周年記念公演」(18日まで)の取材会に出席した。

 中村は本番前に緊張するか問われ「かなりします。キャリアを積めば積むほど何かしらのプレッシャーを感じる。自分のピークだった時代を下る感じがあるので戦いはある。緊張というよりも戦うという感じの意識が強い」とベテランとしての心境を吐露。共演者の久本雅美(65)から「へたしたら稽古よりもトークの方が長かったりする」と稽古中に緊張している様子がないことを打ち明かされ、中村は「そう言わなきゃいけないでしょう、この(取材会の)シチュエーションは…」と説明した。

 久本は「うぶちゃんも緊張しているよね」と共演の土生瑞穂(26)の名前を言い間違い、土生から「はぶちゃんです」と訂正され「私が一番緊張していました」と土生に謝った。

 田中美佐子(64)は以前、中村の妻の役をやったことがあるといい「今、違和感を何も感じずに入れた楽しい現場」と稽古を振り返り、小川菜摘(61)は「46年ぶりの共演。公演を盛り上げていけたら」と意気込んだ。

 1部の昭和歌謡音楽劇は宮城県内のカフェを舞台としたハートフルコメディーで、面白いセリフや動きで笑いが起こった。2部のコンサートでは、これまで支えてくれたファンらに感謝し、懐かしい「ふれあい」「俺たちの旅」「恋人も濡れる街角」など数々のヒット曲を哀愁を帯びた声で切々と、時には力強く歌い、観客を魅了した。