金子恵美氏、米山隆一衆院議員のX投稿に反論「マスメディアに出て堂々と発言されたら」

AI要約

元衆院議員でコメンテーターの金子恵美氏が、東京都知事選に立候補した蓮舫参院議員に対するコメントに反論した。

金子氏は蓮舫氏のリセット発言を批判し、米山隆一衆院議員による批判に反論した。

金子氏は米山氏の過去の行動にも触れ、政策論争を重視し、都知事選に対する意見を述べた。

金子恵美氏、米山隆一衆院議員のX投稿に反論「マスメディアに出て堂々と発言されたら」

元衆院議員でコメンテーターの金子恵美氏(46)が30日、東京都知事選に立候補した蓮舫参院議員(56)に対するコメントを米山隆一衆院議員(56)に批判されたことに反論した。

事の発端は金子氏が28日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」に出演した際の発言。蓮舫氏が出馬会見で「自民党政治の延命に手を貸す小池都政のリセットする先頭に立つのが私の使命」と述べたことに、「過去や後ろ向きな話よりも未来へのビジョンを語っていただきたい。(小池氏は)子育て支援など結構やっている。それを分からないでリセットという言葉を使ったのなら、すごく不見識」と語った。

その発言に対し、蓮舫氏と同じ立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)が29日、Xで「『リセット』は勿論(もちろん)良いものはそのまま悪い所だけ直すに決まっています」と反論。

同じ新潟県が選挙区だった金子氏個人に対して「元自民なので当然なのかもしれませんが、余りに自民党寄りのご発言ばかりで辟易とします」「それ程御見識が高かった訳でもなく、1回(衆院選で)負けただけで地元と大喧嘩してさっさと政界を去られた方が、余り大上段で色々おっしゃるのも片腹痛いと思いますけどね」などと痛烈批判した。

金子氏は30日に「不見識にもほどがある」のタイトルでブログを更新し、米山氏に反論。まず、リセット発言について「小池都政の実績として継続すべき事と変えるべき事の整理ができていての『リセット』発言とは到底思えません」と発言の意図を説明した。

また米山氏に対しても「貴方は自分のことを棚に上げて、かつて面識のあった私に対してよくもそんなことが言えたものだと呆れています」と反撃ののろしを上げ、「貴方も国会議員なのであれば、ネット上でネチネチとやっていないで、マスメディアに出て堂々と発言されたら宜しいのではないでしょうか」と返した。

さらに、米山氏が過去に自民党公認で出馬したことにも言及し、「落選し続けた挙句、節操なく野党に行って選挙に出た時には、かつて応援した地元の方々、自民党関係者はその不義理に対して怒り心頭だったことは、一応お伝えしておきます」と指摘した。

金子氏はこの日、新潟県内でサンケイスポーツなどの取材に対し、都知事選について「蓮舫氏はリセットという言葉だけではなく、きちっと(小池氏と)政策論争になればいいなと思う。有権者としても投票の判断材料になると思いますから」と語った。