転売目的か 太陽光発電所の銅線ケーブル1740万円相当盗んだ疑い

AI要約

福島県警が太陽光発電所から銅線ケーブルを盗んだとしてカンボジア国籍の男性を逮捕

犯行は転売目的の組織的なものとみられる

同容疑者は以前にも茨城県で同様の犯罪を犯していた

転売目的か 太陽光発電所の銅線ケーブル1740万円相当盗んだ疑い

 太陽光発電所から約2600メートル分の銅線ケーブルを盗んだとして、福島県警郡山北署本宮分庁舎は29日、群馬県大泉町坂田5丁目、カンボジア国籍の無職ブン・ヴィスナー容疑者(35)を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。容疑を否認しているという。署は転売目的の組織的な犯行とみて実態解明を進めている。

 署によると、ヴィスナー容疑者は昨年3月15日午後8時半~16日午前5時25分ごろ、本宮市青田の太陽光発電所に侵入し、パネルとつながる銅線ケーブル(約1740万円相当)を切断して盗んだ疑いがある。現場で目撃された不審車両や付近の防犯カメラで特定したという。

 1月にも茨城県日立市内の太陽光発電所から銅線ケーブル約1600メートルを盗んだとして、茨城県警に逮捕されていた。(斎藤徹)