都知事出馬表明の蓮舫氏“すれ違い”の田崎史郎氏に呼びかけ「私の携帯に直接どうぞ」

AI要約

蓮舫参院議員が政治ジャーナリスト田崎史郎氏とのすれ違いをXで伝えた。

田崎氏は蓮舫氏の取材に関する発言に対し、「取材していないかのようなことは心外だ」と反論。

両者の間で取材体制やコミュニケーションに関する誤解が生じている状況が明らかになった。

都知事出馬表明の蓮舫氏“すれ違い”の田崎史郎氏に呼びかけ「私の携帯に直接どうぞ」

 立憲民主党の蓮舫参院議員(56)が29日までにX(旧ツイッター)を更新。自身への取材をめぐってすれ違いが生じている政治ジャーナリスト田崎史郎氏に「田崎史郎さん。会館の電話ではなく私の携帯に直接どうぞ」とメッセージを送った。

 事の発端は27日に放送されたフジテレビ系「Live News イット!」に出演した田崎氏の発言。東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明した蓮舫氏の会見を受け、「蓮舫さんの会見、確かにうまいんですけど、攻撃的すぎるな、と僕は感じました」「都政に国政を持ち込みたいんですか?と。じゃなくて、都政をどうするか、と語ってほしいわけです」などと語った。

 その後、蓮舫氏は自身のXで、田崎氏の発言を伝える記事を引用し、「田崎史郎さん、『都政をどうするか』を私の公約と共に日を改めて発表します。今日の会見でも言いました」とした上で「その前に、いつでも取材を受けます。10年以上前は私の会館に来られて話を聞いておられましたが、最近では何も聞かず番組で語られている姿、残念です」と私見をつづっていた。

 これを受け田崎氏は28日に出演したTBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)の中で、「今日、電話したんですよ、議員会館の事務所に。事務所の直通電話に5回、代表電話を通じて2回の7回電話してもだれも出てこない。おかしいでしょ。秘書がいないのではないか」と、蓮舫氏の指摘通りに電話をしたものの、事務所は不在だったと主張。「いつでも連絡できる体制にしておいてほしいと蓮舫さんにお願いしたい」と、皮肉まじりに指摘していた。

 さらに「(蓮舫氏がXに)僕が取材をしていないかのようなことを書いている。確かに10年以上前に、議員会館でお目にかかった記録は残っている。2010年8月11日に会った時のメモは残っている」と詳細な取材日時まで語り「昨日の『ひるおび』では、(出馬を)前日に決めたことや、勝算もあるという話もしたが、蓮舫さんには取材していなくても蓮舫さんの側近の人に昨日朝電話して聞いた話を、話している。周りの方には取材しており、取材していないかのように言われるのは心外なんです」と述べていた。