若手の女性研究者ら表彰…国際的な活躍を期待 第3回「羽ばたく女性研究者賞」授賞式

AI要約

「羽ばたく女性研究者賞」は、若手女性研究者の活躍推進を目的として創設された科学賞で、今年の最優秀賞には東京大学大学院助教の森脇可奈さんが選ばれました。

森脇さんは宇宙物理学の研究を行い、データサイエンスを活用して宇宙や銀河の進化について調査しています。

そのほか、近畿大学の太田圭さんとトロント大学の三谷綾さんが奨励賞に選ばれ、国内外での活躍が期待されています。

国際的な活躍が期待される若手の女性研究者らが表彰されました。

「羽ばたく女性研究者賞」は、日本の若手女性研究者の活躍推進に向けて、ポーランド出身の女性科学者マリー・キュリーにちなみ、駐日ポーランド大使館と科学技術振興機構が共同で創設した科学賞です。

第3回となる今年の最優秀賞には、東京大学大学院助教の森脇可奈さんが選ばれ、高円宮妃久子さまからトロフィーを受け取りました。

一児の母でもある森脇さんは、宇宙物理学が専門で、データサイエンスの手法などを用いて宇宙や銀河がどのように進化してきたのかなどを調べる研究を行っています。

東京大学大学院助教 森脇可奈さん

「(宇宙の)歴史の一部でも自分の力で解明する。解明できてそうに思えるときがすごく楽しい」

そのほか、国内外での活躍が見込まれるとして、近畿大学の太田圭さんとトロント大学の三谷綾さん2人が奨励賞に選ばれました。