【速報】首都高事故 現場で頭下げ“謝罪” 運転手の男立ち会いで状況確認「かなり前から眠気があった」

AI要約

埼玉県戸田市の首都高速5号線で3人が死亡した事故で、警視庁が逮捕したトラック運転手が事故前から眠気を感じていたことを認めた。

事故現場で謝罪し、記憶が300m手前から途切れた可能性があることが判明。

運送会社は運転手の体調不良報告を無視し、警視庁が勤務記録や運行記録を確認して捜査を進めている。

埼玉県戸田市の首都高速5号線で3人が死亡した事故で警視庁は23日、逮捕されたトラック運転手の男と、当時の状況の確認を行い「事故のかなり前から眠気を感じていた」と話したことが新たに分かりました。

埼玉県戸田市の首都高速5号線で3人が死亡した事故で、警視庁は23日、トラック運転手の降籏紗京容疑者(28)立ち会いのもと勤務先の運送会社から現場まで当時の状況確認を行いました。

捜査関係者によると、事故現場に到着し降籏容疑者は3人が亡くなった場所を確認すると、その場で頭を深く下げ謝罪したということです。

降籏容疑者は事故当時、調べに対して、「ぶつかった時、意識はありませんでした」と話していましたが、その後の捜査関係者への取材で23日、の状況確認中に「事故のかなり前から眠気を感じていた」と話しさらに、最後に記憶がある場所について「外環の情報が出ている電光掲示板をみた記憶はあります」とおよそ300m手前から意識がなかった可能性があることが新たにわかりました。

また、当日38.2度の熱があったということですが、運送会社は前日には体調不良の報告を受けていたものの当日は出発前に体調の確認などの点呼を行っておらず、警視庁は勤務記録や運行記録なども確認し捜査を進めています。