エネルギー網・FTAで連携 日サウジ首脳がテレビ会談
岸田文雄首相とサウジアラビアのムハンマド皇太子がテレビ会談を行い、クリーンエネルギーのサプライチェーン構築で協力することで合意した。
首相は湾岸協力会議(GCC)との自由貿易協定(FTA)早期妥結に向けて協力したいと述べ、皇太子は交渉再開を支持する意向を示した。
岸田文雄首相は21日夜、サウジアラビアのムハンマド皇太子とテレビ会談を行った。
サウジは脱石油依存を図っており、両首脳は水素やアンモニアなどクリーンエネルギーのサプライチェーン(供給網)構築の協力で一致した。
首相は、中東6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)との自由貿易協定(FTA)の早期妥結に向けて連携したい考えを伝え、皇太子は「交渉再開を歓迎する」と語った。