インスタ架空広告で投資詐欺 65歳男性が2340万円被害 茨城
茨城県警によると、茨城県内の男性と女性がSNS型の投資詐欺により被害を受けた。男性は約2340万円、女性は800万円をだまし取られたという。
男性はインスタグラムで架空の投資サイトの広告を見てアクセスし、約11回に渡り指定された口座に合計2350万円を振り込んだ。しかし、突然利益がゼロになり、被害が発覚した。
女性もSNS型の投資詐欺に遭い、800万円を失ったという。県警は被害者が増えないよう注意を呼びかけている。
茨城県警は20日、茨城県守谷市の男性(65)が、インスタグラムに表示された架空の投資サイトの広告を通じて約2340万円をだまし取られたと発表した。
県警によると、男性は3月16日、インスタグラムで「3万5000円で投資」などと勧める広告をクリックし、架空の投資サイトにアクセス。「ジェゾ」と名乗る人物からサイト上で「指定する銘柄を購入するように」などとメッセージを受信し、購入費として1回当たり3万5000~1000万円を4月12日までに計11回、指定された口座に振り込んだ。サイト上で利益が出ているように表示され信じたという。
表示利益額が同日突然ゼロ円になったため、15日に取手署を訪ねて被害が発覚した。
◇水戸でも800万円被害
県警は20日、水戸市の40代女性もSNS(ネット交流サービス)型投資詐欺で800万円の被害に遭ったと発表した。【西夏生】