東京・豊島区の高齢女性が著名人をかたったSNS投資詐欺で2000万円被害 警視庁が注意呼びかけ

AI要約

東京・豊島区の高齢女性がSNSを通じて著名人を名乗る人物から架空の投資話をもちかけられ、現金2000万円をだまし取られる事件が発生しました。

警視庁がSNS型投資詐欺に注意を呼びかけており、被害が相次いでいることから、投資関連のメッセージが届いたら警察などに相談するよう呼びかけています。

被害女性は投資話を信じ込み、1000万円の振り込みや500万円の手渡しなどをしてしまい、最終的に2000万円をだまし取られたことがわかりました。

東京・豊島区の高齢女性が著名人をかたったSNS投資詐欺で2000万円被害 警視庁が注意呼びかけ

東京・豊島区の高齢女性がSNSを通じて著名人を名乗る人物から架空の投資話をもちかけられるなどして現金2000万円をだまし取られました。

こうしたSNS型投資詐欺は被害が相次いでいて警視庁が注意を呼びかけています。

警視庁によりますと。去年12月、東京・豊島区の80代の女性にSNSを通じて自らを著名人だと名乗る人物から「確実に利益が出る」などと投資話を持ちかけられました。

女性は投資話を信じ込み、暗号資産の購入をすすめられたことから外国人の名義を含む指定された9つの口座にあわせて1000万円を振り込んだということです。

女性はさらに「振り込みより安全」などと言われて、自宅住所を伝え、訪れた外国人風の男に500万円を手渡したほか、今年2月には「暗号資産が暴落し、3000万円の借金ができた」などと言われ、借金の返済名目で追加で500万円を手渡したということです。

女性はあわせて2000万円をだまし取られ、弁護士に相談したところ詐欺だと発覚したということです。

警視庁は詐欺事件として捜査するとともに、こうしたSNS上で著名人をかたり架空の投資話をもちかける「SNS型投資詐欺」の被害が相次いでいることから「投資を呼びかけるメッセージが届いたら、詐欺を疑って警察などに相談してほしい」と呼びかけています。