「鬼の姿となって寺を守る」と誓った石山寺の学僧・朗澄、遺徳をたたえ恒例の「青鬼まつり」
大津市の石山寺で19日、平安~鎌倉時代の学僧・朗澄(ろうちょう)の遺徳をたたえる恒例の「青鬼まつり」が行われた。
寺の経典などの収集、保存に努めた朗澄が、死去の際に「鬼の姿になって寺と経典を守る」と誓ったとの伝承にちなむ。まつりは命日(5月14日)に近いこの時期に、石山観光協会と寺が営んでいる。
この日、青鬼に扮(ふん)した3人が、鷲尾龍華座主や他の僧侶らと参道を練り東大門前へ。杉の葉で作られた高さ5メートルの青鬼像などを前に法要を行った。続いて、地元の子どもたちによる太鼓の演奏、青鬼と乙女による踊りが披露され、参拝者らが盛んにカメラを向けていた。
大津市の石山寺で19日、平安~鎌倉時代の学僧・朗澄(ろうちょう)の遺徳をたたえる恒例の「青鬼まつり」が行われた。
寺の経典などの収集、保存に努めた朗澄が、死去の際に「鬼の姿になって寺と経典を守る」と誓ったとの伝承にちなむ。まつりは命日(5月14日)に近いこの時期に、石山観光協会と寺が営んでいる。
この日、青鬼に扮(ふん)した3人が、鷲尾龍華座主や他の僧侶らと参道を練り東大門前へ。杉の葉で作られた高さ5メートルの青鬼像などを前に法要を行った。続いて、地元の子どもたちによる太鼓の演奏、青鬼と乙女による踊りが披露され、参拝者らが盛んにカメラを向けていた。