石川・輪島で6200世帯が断水 市内の6割 能登豪雨

AI要約

石川県輪島市の坂口茂市長が記録的な大雨による断水状況を報告。市内の約6200世帯が影響を受け、市立病院でも透析患者の転院先を調整中。

物資や情報の不足により、緊急支援が必要であり、避難者が増加する可能性も懸念されている。

過去にも断水被害を経験した輪島市は災害に強い取り組みを必要としている。

石川・輪島で6200世帯が断水 市内の6割 能登豪雨

 石川県輪島市の坂口茂市長は22日、記録的な大雨に伴う県災害対策本部会議にオンラインで出席し、市内の約6割にあたる約6200世帯が断水していることを明らかにした。市立輪島病院でも断水が発生し、透析患者の転院先を調整しているという。

 坂口市長は「陸送とヘリで届けると言われた物資が一切入っていない。情報もない。夜間になれば避難者が増える可能性もあり、急ぎでお願いしたい」と訴えた。

 輪島市は元日の能登半島地震でも、ほぼ全域が断水し、市民生活に大きな影響が出た。【小坂春乃】