【独自】カスハラ酔っ払い男「ビール出せ!」閉店後の焼き鳥店で理不尽要求し店主を暴行

AI要約

高齢男性が閉店した居酒屋で理不尽な要求と暴力を振るう一部始終が捉えられる

店主が男性の要求に応えず、暴行を受ける様子が描かれる

男性は暴走を続け、警察の介入後も記憶を失っているという結末

【独自】カスハラ酔っ払い男「ビール出せ!」閉店後の焼き鳥店で理不尽要求し店主を暴行

閉店した居酒屋にやってきた高齢の男が、店員に理不尽な要求や暴力を振るう“カスハラ”の一部始終をカメラが捉えていました。

19日午前4時ごろ、岩手・盛岡市にある閉店した居酒屋に年輩の男がぶらりと現れ、ビールを出すよう要求しました。

当時の状況について、「炭火焼 鳥八 分店」の渡邊大地オーナーは「(Q.男は酔っていた?)ちょっと様子がおかしくて、ビール出せ!ということで、少し強めに叫んでいるような状態」と話しました。

店主:

水であれば出しますよ。

男:

ビールは?

店主:

コップ1杯の水出してあげて。

男:

それで済ますのか?“お取り潰し”だ~。

店主:

お取り潰しって?

理不尽な要求をした男は、やがて店主を暴行。

これは、いわゆる“カスハラ”の被害者が自ら撮影したトラブルの一部始終です。

店主:

いやでも店終わってるから…。

男:

うるせえ!!!ビールだ。

店主:

いやビールは出せないです、店終わりましたもん。

店主が「ビールは出せない」と断ると、男は思わぬ行動に出ました。

「もういい!!」と言うと、カウンターの上に片付けられていた椅子を次々と落とし、立ち去ろうとします。

店主:

お客さん、椅子直していってくださいよ。

男:

分からねぇな。

店主:

わからなくないですよ。

男:

いや、わからねぇな!!

店を出ようとする男に声をかけ続けたところ、男はさらなる暴挙に出たのです。

男:

なに?

店主:

名前と連絡先教えてもらっていいですか?投げたじゃないですか、人の店の椅子。

男は、素手と持っていたかばんで店主を何度も殴打。

体勢を崩した店主は棚に並んだ酒瓶を危うく倒しそうになりました。

撮影した「炭火焼 鳥八 分店」渡邊大地オーナー:

重いバッグで顔面を殴打される。あまりにも遠慮なく殴り続けてくるので、私も逆に手が出そうになりましたけど。

男:

帰るぞ。

店主:

いや帰る前に連絡先教えていってほしいんですけど。

男:

お前のところに連絡する必要はねえ。

店主の求めに応じることなく、男は再び店を出ようとします。

男:

飲め。

店主:

いやいや、飲めじゃなくて。りゅうちゃん(スタッフ)ごめん、110番して!

あまりに傍若無人な振る舞いに、店主はやむなく110番しました。

しかし、男の暴走にはブレーキがかかりませんでした。

110番通報後、店主が何とか落ち着かせようとしますが、男は耳を貸しません。

店主:

やることやってしまったんだから、待ってください。やっちゃいけないことやってしまったんですから、ダメダメ。

男:

うるせぇよ!!

再び暴れ出し、店主を殴るなどの暴行を繰り返した男。

よく見ると度重なる殴打によってか、かばんの持ち手が切れてしまっています。

通報から約5分後、男は駆け付けた警察官に引き渡されました。ところが…。

撮影した「炭火焼 鳥八 分店」渡邊大地オーナー:

本人は私の店に来たということは一切覚えていないと。

男は酔っていて、警察に対し、「この店を訪れたことすら全く覚えてない」と話したといいます。

撮影した「炭火焼 鳥八 分店」渡邊大地オーナー:

あれだけのことをやって動画も残ってるのに記憶がないって話なので、一度は謝っていただきたいなと。