今年1月の6人死傷火災 バイク店元経営者の男性を書類送検 東京・板橋区 警視庁

AI要約

東京・板橋区のレンタルバイク店兼住宅で発生した火事で6人が死傷し、元経営者が書類送検される。

火災の原因は男性がガソリンを扱う際に不注意でストーブに引火させたこととみられる。

男性は携行缶の蓋を確認しないまま作業を行い、事故を引き起こしたと述べている。

今年1月、東京・板橋区のレンタルバイク店兼住宅で、高齢夫婦が死亡するなど6人が死傷した火事で、警視庁はきょう、バイク店の元経営者の男性を書類送検しました。

この火事は今年1月、板橋区高島平のレンタルバイク店から出火し、2階の住居部分にいた大家の斉藤信夫さん(当時80歳)と妻の啓子さん(当時75歳)が死亡するなど、あわせて6人が死傷したものです。

警視庁は、元経営者の男性(31)がガソリンを扱う事業者としての注意義務を怠ったとして、きょう、業務上過失致死傷などの疑いで男性を書類送検しました。

警視庁によりますと、当時男性がガソリン入りの携行缶を運んだ際につまずいて床に落とし、近くのストーブに引火させたことが火事の原因とみられています。

男性は任意の調べに対し、「携行缶の蓋が閉まっているかは確認しなかった」と話しているということです。