CO2排出権取引装い詐欺 被害9億円超か、容疑で5人逮捕 愛知県警

AI要約

愛知県警が二酸化炭素の排出権取引に関する架空の投資話で現金をだまし取った疑いでETIの実質的経営者ら5人を逮捕。

県警は東北や関東など14都県の約220人から約9億5700万円を詐取した疑いで捜査を進めている。

逮捕容疑は2022年8~11月に男性から現金をだまし取った疑い。

 二酸化炭素(CO2)の排出権取引に関する架空の投資話で現金をだまし取ったとして、愛知県警は20日までに、詐欺容疑で、投資会社「ETI」(東京都中央区)の実質的経営者河村英成容疑者(56)=茨城県つくば市研究学園=ら5人を逮捕した。

 県警は認否を明らかにしていない。

 県警は東北や関東など14都県の約220人から計約9億5700万円を詐取したとみて捜査を進めている。

 逮捕容疑は2022年8~11月、長野県飯田市の男性に投資を持ち掛け、「相場は今後必ず上昇する」などとうそを言い、現金120万円をだまし取った疑い。