“モンスター積乱雲” ゲリラ雷雨も 3連休は異例残暑 「雪テーマパーク」長蛇の列

AI要約

日本各地で異常な天候が相次ぎ、観測史上最も遅い猛暑日や激しい雨が記録された。

人々は暑さから逃れるために雪のテーマパークを訪れ、子供たちが楽しんでいた。

夏のような暑さが続く中、多くの人が涼しさを求めて行動している様子が伝えられている。

“モンスター積乱雲” ゲリラ雷雨も 3連休は異例残暑 「雪テーマパーク」長蛇の列

 3連休中日の15日、東京・八王子市で観測史上最も遅い猛暑日となりました。大気の不安定な状態も続いていて、猛烈な雨が降った場所もありました。

撮影者

「びっくりしました。怖かったですね」

 空にわき出た黒く巨大な積乱雲。大きな雲の中では、雷が光る様子も見られます。13日に熊本市で撮影された映像です。

撮影者

「モンスターが両手を広げて覆いかぶさってくるような大きさだった。怖かったですね」

 この週末、各地でゲリラ雷雨が発生しました。

 群馬県太田市では15日夕方、屋根のある駅のホームも濡れてしまうほどの横殴りの雨。水たまりができていました。

 前線が停滞していた東北や北陸では15日、9月の観測史上一番の激しい雨となりました。

 一方で、この3連休に関東から西を襲ったのは厳しい暑さです。

 午後1時すぎの東京・渋谷駅前では、手元の温度計でおよそ35℃を示していました。

20代

「9月になって涼しくなったかなと思ったんですけど、まだ暑いですね」

 東京都心では、9月に入っても最高気温が30℃を超える日々が続いています。

 直射日光から逃れ、日陰で足を止めている人が多くいますが、サーモグラフィーカメラで見ると35℃。この暑さから逃げることはできません。

 15日は、全国の70地点で猛暑日を観測しました。

 最高気温35.5℃と、観測史上最も遅い猛暑日となった八王子市では、階段の上まで終わりが見えないほど続く長い列ができていました。

 この暑さのなか、大人も子どもも心待ちにしていたのは、一年中冷たい雪が降り積もる「雪のテーマパーク」です。

遊びに訪れた家族(40代)

「暑いので、子どもたちが涼しく遊べるように(来ました)」

遊びに訪れた家族(40代)

「外が暑いので、遊びに来ました」

「(Q.外で遊ばせるのは?)暑さで危なくて、(外では)遊ばせられないです」

 多くの家族連れが涼しい…いや、むしろ寒いこの場所で子どもを遊ばせていました。外の暑さを忘れ、季節外れの雪を楽しみます。

東京あそびマーレ 及川能徳店長

「(去年より)3~4割、お客様が多くなっています。秋は涼しくて外で遊ぶ機会が増えてきますが、今年に限っては今でも夏のように暑いので。お客様が増えているのかなと考えています」

(「グッド!モーニング」2024年9月16日放送分より)