大阪府内で火災3件相次ぐ 寝屋川では9軒燃える 枚方では住人の男性死亡

AI要約

大阪府内で12日夜から13日未明にかけて相次いで発生した3件の火災のうち、1人が亡くなった。

寝屋川市本町で発生した火災では、木造平屋建ての店舗が出火し、周辺8軒も燃えたが、けが人はいなかった。

枚方市と八尾市でも火災が発生し、枚方市では住民が死亡、八尾市では食品包装販売会社が全焼した。

大阪府内で火災3件相次ぐ 寝屋川では9軒燃える 枚方では住人の男性死亡

 大阪府内では12日夜から13日未明にかけて火災3件が相次ぎ、1人が亡くなった。

 寝屋川市本町では12日午後9時ごろ、「かなりの火の手で近寄れない」と通行人の女性から110番通報があった。

 寝屋川署によると、木造平屋建ての店舗付近から出火したとみられ、約3時間半後に鎮火されたが、店舗が全焼したほか周辺の空き家など8軒も燃えた。けが人はいなかったという。店舗は当時無人だったといい、署は出火原因を調べる。

 13日午前2時15分ごろ、枚方市南船橋2丁目で「煙が上がっている」と近隣住民の女性から119番通報があった。

 枚方署によると、木造平屋建ての民家が焼け、この家に住む男性(78)が病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。

 13日午前3時15分ごろ、八尾市太田新町7丁目で「火の手と煙が出ている」と近隣住民の男性から119番通報があった。

 八尾署によると、火災で鉄骨3階建ての食品包装販売会社が全焼し、約1千平方㍍が焼失したという。けが人はいなかった。