“将来はプロ”子どもに「麻雀ブーム」到来…IQ上昇にもつながる頭脳トレーニングとしても注目【THE TIME,】

AI要約

昭和のお父さんたちの遊び「麻雀」が、子どもたちの間でブームになっています。麻雀にハマったきっかけは?ゲームではなくナゼ対面で?4歳児も通う麻雀教室で、ブームの実情を調査しました。

子供向け「麻雀教室」生徒数が4年で倍増。大井町校では40人ほどの子どもたちが真剣に麻雀をする様子が見られる。

ハマったきっかけはアニメや漫画であり、『咲-Saki-』や『ぽんのみち』などが麻雀の人気拡大に貢献している。

“将来はプロ”子どもに「麻雀ブーム」到来…IQ上昇にもつながる頭脳トレーニングとしても注目【THE TIME,】

昭和のお父さんたちの遊び「麻雀」が、子どもたちの間でブームになっています。麻雀にハマったきっかけは?ゲームではなくナゼ対面で?4歳児も通う麻雀教室で、ブームの実情を調査しました。

■子供向け「麻雀教室」生徒数が4年で倍増

THE TIME,マーケティング部 原千晶部員:

「あっ!商品売り場の奥に、麻雀教室がある!」

イトーヨーカドー大井町店(東京・品川区)6階のフロア奥にある、『ニューロン麻雀スクール大井町校』。中に入ってみると、麻雀卓を囲む40人ほどの子どもたちが!

8歳~16歳が真剣に麻雀をし、「ロン!」「ツモ」「メンピンドライチ3900」「ハクハツホンイツの8000点」と、大人顔負けの麻雀用語が飛び交います。

小学3年女子:

「麻雀を始めたのは小学1年生の1月」

他にも7歳から始めた子や、5歳から始め10年続けているという高校生も。

『ニューロン麻雀スクール』代表 池谷雄一さん:

「新しく覚えたいという世代では子どもが突出して多い。小学校低学年の子がほとんど」

毎月、子どもを対象にした講座を開催するとオープン前に大行列ができるほど人気で、スクールに通う最年少は4歳!生徒の数も4年間で2倍に増え、2000人以上になったといいます。

■ハマったきっかけは麻雀アニメや漫画

麻雀は、数や文字が書かれた136枚の牌から、ランダムで引いた14枚を使って同じ絵柄や、続きの数字の組み合わせを作るゲーム。

“大三元(ダイサンゲン)”や“混一色(ホンイツ)”など「役」と呼ばれる組み合わせは、揃える難しさによって点数も変わります。

小学2年男子:

「得意な役満は大三元で、得意な役はタンヤオとか」

小学6年女子:

「数字系のものが結構好き。夏休み中、毎日麻雀やってる」

いったいなぜ、ここまで子どもたちに麻雀が流行したのでしょうか?

麻雀を始めたきっかけを聞くと、アニメや漫画の名前が!

配信サイトで人気の『咲-Saki-』は、女子高校生たちが部活動の麻雀に青春を捧げる姿が共感を呼び、少女漫画雑誌「なかよし」で連載した『ぽんのみち』は、麻雀初心者の女子高校生を主人公に大ヒット。