宮内庁長官、悠仁さまの進学先巡り「根拠ない情報」「心痛めている」

AI要約

宮内庁の西村泰彦長官と吉田尚正皇嗣職大夫は、秋篠宮家の長男悠仁さまの進学先に関する根拠のない情報が流れていることに懸念を示している。

情報の流出により秋篠宮家への批判が続いており、関係者は対応を検討している。

悠仁さまは成人を迎えつつあり、宮内庁関係者からの祝意を受けながら、将来の役割について真剣に考えている。

宮内庁長官、悠仁さまの進学先巡り「根拠ない情報」「心痛めている」

 宮内庁の西村泰彦長官は11日の記者会見で、秋篠宮家の長男悠仁さまの進学先を巡り一部メディアで「根拠のない情報」が流れているとし、「私も心を痛めている」と述べた。秋篠宮家の側近トップの吉田尚正皇嗣職大夫も同様の懸念を示している。

 悠仁さまの進学先については、具体的な大学名を挙げた情報がインターネットや週刊誌で発信されている。秋篠宮家へのバッシングとも取れる批判も続いており、西村氏は「必要に応じて対応は取っていかないといけない」との考えを示した。

 悠仁さまが今月6日に18歳の誕生日を迎えられるにあたり、吉田氏は「根拠のない情報を非常に不思議に思っており、心を痛めている」と発言。秋篠宮妃紀子さまは自身の58歳の誕生日(11日)にあたって公開した文書で「心穏やかに過ごすことが難しく、思い悩むことがある」とつづっていた。

 一方、宮内庁によると、悠仁さまは自身の誕生日当日、宮内庁幹部らから祝意を伝えられ「広い視野を持ちながら学びを深め、さまざまな出会いや関わりを通して経験を積み、自らの務めについて考え、成年の皇族としての役割を果たせるよう努力していきたい」と話したという。

 西村氏は「皇室関連行事には成年式を終えてからご出席になると思うが、成年は一つの節目であり、ご自身の思いを深めていかれると思う」と話した。【山田奈緒】