宇都宮市中心部の繁華街にある雑居ビル火事 女性(23)と生後4か月の息子が意識不明の重体
宇都宮市中心部の飲食店が入る雑居ビルで火事が発生し、23歳の女性と0歳の息子が重体となった。
火災は1階の飲食店から出火し、建物は全焼した。
出火当時、2階は空き店舗で、火災原因は警察と消防が調査している。
きょう未明、宇都宮市の中心部にある飲食店が入る雑居ビルで火事があり、23歳の女性と0歳の息子がいずれも意識不明の重体です。
午前3時20分ごろ、宇都宮市本町で「煙と炎が見える」と通行人から110番通報がありました。
警察と消防によりますと、2階建て雑居ビルの1階にある、そばなどを提供する飲食店から出火し、火はおよそ4時間後に消し止められましたが、建物が全焼しました。
この火事で、1階の飲食店に勤める23歳の女性と生後4か月の息子が煙を吸って病院に運ばれましたが、いずれも意識不明の重体だということです。
警察によりますと、2階は空き店舗になっていて、出火当時、このビルには2人以外に人はいなかったということです。警察と消防が出火原因を調べています。
現場は、東武宇都宮駅から北へおよそ300メートルにある、宇都宮市中心部の繁華街です。