東京・渋谷に新「将棋会館」完成 羽生会長「楽しめる場所に」

AI要約

将棋会館のお披露目式が行われ、羽生善治会長が将棋界の総本山として位置付けた。

新築の将棋会館では棋士対局室や一般向けの将棋道場などの機能が集約されており、10月1日に一部がオープンする。

将棋会館は日本将棋連盟の新たな拠点として、多くの人々に楽しんでもらえる場所となる予定だ。

 将棋の聖地として長く親しまれた東京都渋谷区の将棋会館が、JR千駄ケ谷駅の近くに新たに建設され、完成を祝うお披露目式が8日、行われた。

 日本将棋連盟の羽生善治会長(53)は「この場所を将棋界の総本山として、多くの人たちに楽しんでもらえるようにしていきたい」と語った。

 新築の複合ビル「ヒューリック将棋会館千駄ケ谷ビル」(地上4階、地下1階)の1階(延べ床面積約2460平方メートル)全面に棋士らの対局室の他、一般の人が利用できる将棋道場など全ての機能を集約した。道場と、併設のカフェ「棋の音(きのね)」などは10月1日オープン。棋士の対局は年明け以降になる。