新・将棋会館が完成!連盟創立100周年のきょう9月8日発表「将棋を次の100年へ」コンセプトは“粋”

AI要約

日本将棋連盟は100周年を迎え、新・将棋会館が完成したことを発表。

新会館では対局室の増設や椅子対局室、和室スタジオの設置など将棋界の発展を目指す。

対局室は光幕天井や撮影機材を固定する機構を備え、伝統を受け継ぎながら進化する空間。

新・将棋会館が完成!連盟創立100周年のきょう9月8日発表「将棋を次の100年へ」コンセプトは“粋”

 日本将棋連盟は創立100周年をむかえたきょう9月8日、東京・千駄ヶ谷に新・将棋会館が完成したことを発表した。

 日本将棋連盟は100周年事業として、東京・大阪に新しい将棋会館を建設。JR総武線・千駄ヶ谷駅から徒歩2分の立地に完成した「ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビル」の1階に移転する。

 新会館は、対局室が増設されるほか椅子対局室や動画配信用の和室スタジオも設けられ、更なる将棋界の発展を目指す。「粋いき・新将棋会館」を掲げ、インテリアデザインは江戸の粋のデザインを取り入れた「東京 IKI」、素材・形へのこだわった「将棋 SHOGI」、時のうつろいに寄り添う空間の「時間 TOKI」という3つがコンセプトとなっている。

 中でも注目の対局室は、光幕天井を採用し、棋士や女流棋士が集中できる空間としながら、撮影機材を固定する機構を天井スリットに設ける等、伝統の上に進化する対局室に仕上がっている。対局室9室、椅子対局室2室、防音対局室1室、のほか事務局、中継室などが設けられる。

 新・将棋会館での対局開始日は未定で、移設作業等が完了次第、2025年初を目途に予定が組まれる。