パイプ入れ替え、7日から デブリ取り出し 東電
福島第1原発2号機のデブリ回収装置の取り付けミスが発覚し、修正作業が行われることが発表された。
作業工程の検証や手順書の見直しが完了し、パイプの並べ替え作業が数日かけて行われる見通し。
試験的取り出しは来週再開される見込みで、回収装置のパイプの順番が原因で作業が中断されていた。
東京電力は6日、中断していた福島第1原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の試験的取り出しで、取り付けミスがあったデブリ回収装置のパイプの並べ替えなどを7日から行うと発表した。
数日かかる見通しで、順調に進めば来週にも試験的取り出しを再開する。
東電によると、作業工程の検証や手順書の見直しなどを6日に完了した。パイプの並べ替えでは、番号を記したテープを貼るなどの対策を取るという。
試験的取り出しは8月22日に始まる予定だったが、回収装置のパイプ5本の順番が違っていることが判明し、作業が中断していた。