じつは秋篠宮ご夫妻のほうが天皇皇后両陛下より高かった…渡英宿泊費用の「意外すぎる差額」《宮内庁の資料で判明》

AI要約

宮内庁の公表資料から佳子さまのギリシャ訪問時の宿泊費が約1473万円だったことが明らかになった。

宮廷費から捻出される皇族の海外訪問費用は一部を招待国が負担し、それを超えた分を日本側が負担している。

天皇皇后両陛下のイギリスご訪問では、宿泊費のうち約228万円は規定の人数を超過した職員や関係者のものだった。

じつは秋篠宮ご夫妻のほうが天皇皇后両陛下より高かった…渡英宿泊費用の「意外すぎる差額」《宮内庁の資料で判明》

増税や物価高騰などが重なり、多くの負担を強いられている国民生活。そのため、「税金」の使い道に対しては特に厳しい目が向けられている。政治家、公務員…皇族に対しても同様だ。

だが、「質素倹約」を心掛ける天皇陛下のお考えとは裏腹に、中には「?」と思うような支出も。宮内庁が公表している資料に記されていた、意外な金額とは――。

前編記事『《宮内庁の資料で判明》佳子さまギリシャ訪問「約1473万円宿泊費」と「2990円ブルーのニット」のギャップ』に続き、その実態を詳報する。

小誌が宮内庁の公表資料「随意契約に関わる情報の公表(物品役務等)」を確認したところ、気になる金額の支出があった。

佳子さまがギリシャを訪問された際の宿泊費だ。

秋篠宮家・次女の佳子さまは日本との国交樹立125周年を記念して、今年5月26日(日本時間)から5日間、ギリシャを公式訪問している。

「この時、滞在されていたアテネとコルフのホテル室料などを合わせると約1473万円の支出がありました。もちろん、佳子さまお一人で使われたものではありません。同行する職員らの費用も含まれますし、その人数にもよるとはいえ、なかなかな金額です」(皇室ジャーナリスト、以下「」も)

佳子さまのギリシャ訪問をはじめ、皇族の海外訪問の費用は、宮内庁予算内の「宮廷費」から捻出されている。

「儀式や国賓の接遇など、公的な活動全般に使われているおカネです。取得した物品や契約した公共工事など、その金額は宮内庁が公表している資料から知ることができます」

ただし、海外訪問の費用のすべてを宮廷費で賄っているわけではない。

「状況にもよりますが、規定の人数の滞在費など一部の費用については招待した国が負担し、それを超えた分を日本側が負担しているものと思われます」

それを象徴するのが、6月22日から8日間の日程で行われた天皇皇后両陛下のイギリスご訪問だ。

「両陛下はチャールズ国王に招かれ、国賓としてイギリスを公式訪問されました。お二人が滞在されていた『クラリッジズ』の宿泊費などは、『随意契約に関わる情報の公表(物品役務等)』には記載がありません。別のホテルのものだけです。その室料の約228万円は、規定の人数を超過した職員や関係者のものなのでしょう」