石破茂氏、決選投票は「自主投票」で 「合従連衡」を牽制 総裁選

AI要約

自民党総裁選に立候補する石破茂元幹事長(67)=無派閥=が、総裁選の1回目投票で決着がつかず、各国会議員が独自に判断する「自主投票」で対応すべきだとの考えを示した。

石破氏は派閥を再結集する動きに反対し、合従連衡の話は有権者にとって理解しにくいと指摘している。

総裁選は候補者が多数に上り、1回目投票ではいずれの候補も過半数をとれず、決選投票が予想される状況だ。

石破茂氏、決選投票は「自主投票」で 「合従連衡」を牽制 総裁選

 自民党総裁選に立候補する石破茂元幹事長(67)=無派閥=が5日、朝日新聞のインタビューに応じ、総裁選の1回目投票で決着がつかず、1位、2位の候補による決選投票になった場合は、各国会議員が独自に判断する「自主投票」で対応すべきだとの考えを示した。

 今回総裁選は候補者が多数に上り、1回目投票ではいずれの候補も過半数をとれずに「決選投票になる」との見方もある。党内にはそれを見越して派閥を再結集する動きもあるが、石破氏は「合従連衡でどうこうみたいな話は、有権者にしてみると『何それ?』という話になる」と牽制(けんせい)した。