「局面が動き出しそう」藤井聡太王座VS永瀬九段による注目の開幕戦 注目の戦型は角換わりに/将棋・王座戦五番勝負

AI要約

藤井聡太王座と永瀬拓矢九段による第72期王座戦五番勝負の第1局が始まった。

両者は王座をかけて激しい戦いを繰り広げ、永瀬九段が先手で挑戦する。互いに得意とする戦型に注目が集まる。

昼食休憩時の残り持ち時間からも緊張感が伺え、展開がどうなるか気になる。

「局面が動き出しそう」藤井聡太王座VS永瀬九段による注目の開幕戦 注目の戦型は角換わりに/将棋・王座戦五番勝負

 将棋の藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋王、王将、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(31)が挑戦する第72期王座戦五番勝負は9月4日、神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で第1局が行われている。振り駒の結果、先手は永瀬九段に決定。注目の戦型は「3三金型角換わり」となった。

 前期の“死闘”から1年。王座戦五番勝負の舞台には、藤井王座と永瀬九段が顔をそろえた。タイトルホルダーと挑戦者の立場を入れ替え戦う両者。藤井王座は初防衛を、永瀬九段は文字通りの“王座奪還”を狙う。

 注目のシリーズ開幕局は、振り駒で永瀬九段の先手に。両者にとって得意戦型でもある角換わりを目指した永瀬九段に対し、藤井王座は前例の少ない将棋を選んだ。ABEMAの中継に出演した八代弥七段(30)は、「この作戦はどのくらい事前の予想や準備に影響しているのか気になるところ」とコメント。さらに、「後手は非常に柔軟な発想で銀への具体的な狙いを明示したので、それに対して永瀬九段はどうするか。昼食休憩明けから局面が動き出しそう」と今後の展開に期待を寄せていた。

 互いが構想力をぶつけ合う難解な一局を制するのはどちらか。シリーズのゆくえを占う重要な開幕局の進行から目が離せない。

持ち時間は各5時間。

【昼食の注文】

藤井聡太王座 陣屋カレー(伊勢海老)、アイスレモンティー

永瀬拓矢九段 陣屋カレー(伊勢海老)、抹茶、アイスコーヒー

【昼食休憩時の残り持ち時間】

△永瀬拓矢九段 3時間18分(消費1時間42分)

▲藤井聡太王座 3時間34分(消費1時間26分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)