「タマゴづくし」の大阪万博電力館 業界が訴えたいのは「可能性」

AI要約

電力大手10社でつくる電気事業連合会が大阪・関西万博に出すパビリオン「電力館」は、タマゴをモチーフにした斬新なデザインとコンセプトを持っている。

タマゴ形の建物やタマゴ形デバイスを活用し、電力業界のエネルギーの可能性を象徴している。

電事連が開いた発表会では、タマゴ形デバイスが展示と連動して色や振動を変えることが紹介された。

「タマゴづくし」の大阪万博電力館 業界が訴えたいのは「可能性」

 電力大手10社でつくる電気事業連合会が大阪・関西万博に出すパビリオン「電力館」は「タマゴ」づくしだ。建物はタマゴが地面に半分埋まったような銀色の楕円(だえん)形のドーム。入場者には、手のひら大ほどの「タマゴ形デバイス」を渡して回ってもらう。

 キャラクターの名前も「タマゴの可能性」でタマゴ形だ。タマゴのこれから生まれ出るイメージに、電力業界が手がけるエネルギーの可能性を開く思いをこめたという。

 電事連が3日、大阪市内で発表会を開いた。入場者1人にひとつずつ渡すタマゴ形デバイスは、展示の映像などと連動し、色が変わり、震える。