なぜ?カピバラVSクサガメのエサ争奪戦 共存する自然環境の再現目指し さいたま
AI要約
大宮公園小動物園で撮影された、トウモロコシに果敢に食らいつくカピバラとカメの餌の争奪戦。
なぜ違う種類の生き物が、何事もなく1つの餌を食べることができるのでしょうか。
飼育員によると、一緒に展示することで、野生で暮らすカピバラはアマゾン川流域を中心に生活しているが、アマゾン川の中にもカピバラ以外に他の生き物もいるため、再現できる展示をしている。
大宮公園小動物園で撮影された、トウモロコシに果敢に食らいつくカピバラとカメの餌の争奪戦。
カピバラの下からノソノソと現れたカメ。
トウモロコシを奪おうと食らいつき、引き寄せますが、カピバラが餌を奪還。
しかしカメは諦めきれないのか、グイグイとカピバラの下に潜り込み食べ続けます。
なぜ違う種類の生き物が、何事もなく1つの餌を食べることができるのでしょうか。
取材班は、動画が撮影されたカピバラ舎をウォッチング。
飼育員がカメをカピバラの餌の前に置いてみると、一直線に近づくと怖がる様子もなく餌を食べ始めたのです。
池の虫や水草以外にも水分を含んだものを好み、カピバラの餌も食べてしまうという雑食のカメ。
違う生き物同士を同じ場所で飼育するのには、理由があるといいます。
飼育員:
一緒に展示することで、野生で暮らすカピバラはアマゾン川流域を中心に生活しているんですが、アマゾン川の中にもカピバラ以外に他の生き物もたくさんいて、動物たちと共存して生きているので、少しでも再現できたらと思って展示をしています。
