金箔850枚使った秋田犬の親子像 忠犬ハチ公のふるさとで常設展示

AI要約

秋田県大館市が観光誘客のために購入した黄金の秋田犬の親子像が、JR大館駅前の市の観光施設に常設展示されている。

像は昨年のハチ公生誕100年に制作され、金箔850枚を使っており、市は1650万円で購入した。

市は限定公開から常設展示に切り替え、国内外からの観光客誘致を目指している。

金箔850枚使った秋田犬の親子像 忠犬ハチ公のふるさとで常設展示

 秋田犬の忠犬ハチ公の故郷で知られる秋田県大館市が観光誘客の目玉に購入した黄金の秋田犬の親子像が、JR大館駅前の市の観光施設「秋田犬の里」に常設展示されている。観光客らが、ピカピカに光り輝く像に見入っている。

 黄金の親子像は東京の業者が昨年のハチ公生誕100年に合わせて制作し、市内で開催された記念イベントでお披露目された。像の成犬は高さ85センチ、子犬は同36センチで、金箔(きんぱく)850枚を使っている。市は今春、20グラムの純金製のミニチュアと合わせて1650万円で購入した。

 市は当初、イベントなどでの限定公開を想定していたが、「インバウンドなど国内外からの誘客につなげるコンテンツ」(市観光課)として、8月から常設展示を決めた。秋田犬の里は年末年始を除き年中無休で、入場無料。(滝沢隆史)