秋の園遊会の名札 「○○夫人」「○○夫君」やめます 宮内庁

AI要約

宮内庁が10月30日に東京・元赤坂の赤坂御苑で秋の園遊会を開催することを発表。招待資格者の配偶者の名札に名前を記載することを決定し、ジンギスカンや焼き鳥の提供も初めて行われる。

園遊会では、配偶者の名札に「○○夫人」「○○夫君」という表記が批判されており、今回の措置が取られた。また、コロナ禍以降、食事の提供が一時見合わされていたが、再開されることになった。

今回の園遊会では、招待状の宛名にも配偶者の名前が記載されるほか、宮内庁の御料牧場産の肉を使用したジンギスカンや焼き鳥が提供される。

秋の園遊会の名札 「○○夫人」「○○夫君」やめます 宮内庁

 宮内庁は30日、天皇、皇后両陛下が主催する秋の園遊会を10月30日に東京・元赤坂の赤坂御苑で開催すると発表した。招待資格者の配偶者の名札にも名前を記載することにしたほか、コロナ禍以降、初めてジンギスカンや焼き鳥を振る舞うという。

 園遊会を巡っては、各界で功績をあげた「招待資格者」の配偶者の名札に名前ではなく「○○夫人」「○○夫君」と記載されていることにSNS上などで批判の声があがっており、宮内庁が対応を検討していた。今回の秋の園遊会からは名札だけでなく、招待状の宛名にも配偶者の名前を記載するという。

 食事の提供についてはコロナ禍以降、一時見合わせられてきたが今春の園遊会から軽食の提供を再開。この際に招待客の密集が起こらなかったことや、宮内庁の御料牧場産の肉を使ったジンギスカンと焼き鳥の提供を望む声が多いことから再開することにした。(中田絢子)