宮内庁、インスタ発信強化へ 令和7年度予算の概算要求
AI要約
宮内庁が令和7年度予算の概算要求を発表し、広報充実のための費用3400万円などを盛り込んだと報じられた。
インスタグラムを通じた情報発信強化や動画撮影の委託、広報室の増員などが計画されている。
さらに、バリアフリー化や有害物質の除去作業などの整備費用も計上されている。
宮内庁は30日、交流サイトのインスタグラムを通じた情報発信強化など、広報充実のための費用3400万円などを盛り込んだ令和7年度予算の概算要求を発表した。
宮内庁は4月にインスタの公式アカウントを開設。天皇、皇后両陛下のご活動を中心に写真や動画で情報発信に取り組み、フォロワーは30日現在179万人。概算要求には、動画撮影の委託や専門家の助言を得るための費用などを計上。5年4月に発足した広報室（10人）の3人増員も求めた。
このほか、寬仁親王妃信子さまがお住まいとして利用されている宮内庁分庁舎のバリアフリー化などに5億1900万円、皇居・二重橋の整備費用1億3200万円などを計上。二重橋は手すりの塗料から低濃度の有害物質が検出され、除去や塗り替え作業を行う。
