「私も完璧な人間ではない」兵庫県知事“パワハラ疑惑”めぐり百条委員会で初めての証人尋問【Nスタ解説】

AI要約

兵庫県知事のパワハラ疑惑について初の証人尋問が行われた。

証言によると、知事の激しい怒りや不適切な行動が報告されている。

知事は一部の行動について認識や発言について反省の意向を示している。

「私も完璧な人間ではない」兵庫県知事“パワハラ疑惑”めぐり百条委員会で初めての証人尋問【Nスタ解説】

“パワハラ疑惑”がもたれている兵庫県の斎藤元彦知事。兵庫県・県議会の百条委員会で知事に対して初めての証人尋問が行われました。

■兵庫県知事 パワハラ疑惑どう語る? 初の証人尋問

南波雅俊キャスター:

兵庫県・斎藤知事のパワハラ疑惑。調査する百条委員会は知事に対する初めての証人尋問を行っています。

疑惑などは大きく分けて3つのポイントがあります。▼報道機関などに告発した元県民局長への対応 ▼贈答品を受け取った疑い ▼パワハラ疑惑についてです。

これまでの経緯ですが、百条委員会は職員約9700人にアンケートをとりました。期日までに寄せられた4568人分が8月23日に中間報告として公表され、「パワハラを見た、聞いた」と答えた人が4割近くいました。

【中間報告 パワハラ疑惑について(伝聞)】

・広報うちわに(知事の)写真が入っていないことで、知事から激怒された

・会議室の温度が低いと怒り、担当課に反省文を提出させた

・乗り付け禁止の場所のため、20m歩いて玄関まで向かうことになり、そのことに激怒

・知事が出席する会議や行事などはマスコミが来ていないと怒る

など、様々なことが具体的な例として挙げられました。これらについて斎藤知事はこのように答えました。

■“パワハラ疑惑”について斎藤知事の見解は

【20m歩いたことについて】

車の進入が禁止されていると私は全く認識していなかった。歩かされたことを怒ったのではなく、円滑な車の進入を確保していなかったということに注意した

【休日関係なくチャットを送ったことについて】

報告連絡相談を共有してほしい思いが強かった。ただ、休日や深夜に送ったことは、やはり適切ではなかったという面があるかもしれない

【告発した元県民局長への3か月停職処分について】

誹謗中傷性の高い文書だと認識しましたので、調査をして処分をさせていただいたので適切だった

【元県民局長に対して『公務員失格です』という発言は不適切という認識か】

表現としては言い過ぎだったと、これまでも述べさせていただいています