「失望した」「罪は重い」 地元岩手の有権者ら 広瀬氏在宅起訴

AI要約

岩手県の広瀬めぐみ前参院議員が在宅起訴され、地元では厳しい声が上がっている。

地元有権者は失望し、非難や憤りを表明しており、支援者も落胆している。

自民党県連も責任を認め、深くお詫びしている。

 広瀬めぐみ前参院議員(58)が在宅起訴されたことを受け、地元・岩手県では30日、有権者から「失望した」「罪は重い」との厳しい声が聞かれた。

 

 盛岡市に住む地方公務員の女性(47)は、「女性として期待していたが、不倫問題などがあった上に今回の事件が起こり失望した」と非難。秘書給与詐取の罪に問われたことについては「議員としてあるまじき行為だ」と怒りをにじませた。

 同市で飲食店を営む阿部博久さん(61)は2022年の参院選で応援したといい、事件について「やっちゃいけない。岩手県民として恥ずかしい」と憤った。

 選挙で広瀬氏を支援した元国会議員は「彼女なら勝てると思って、いろんな人に支援を頼んだ」と振り返り、「一度は疑惑を否定しただけに罪は重い」と落胆した。

 自民党県連の臼沢勉幹事長は「県連にも大きな責任があると考えており、県民、有権者の皆さまに改めて深くおわびを申し上げる」とのコメントを発表した。