茂木幹事長は来月4日にも表明へ 自民総裁選 立候補の動き相次ぐ 野田氏「再び総理大臣を目指す」 立憲代表選に立候補表明
自民党総裁選に複数の候補者が立候補を表明する動きが活発化している。
林官房長官や茂木幹事長などいくつかの候補者が出馬を決め、立憲民主党の代表選挙でも野田元首相が立候補する意向を表明した。
各候補者は出馬を表明する日程や展開に関してそれぞれ意見を示しており、選挙戦が大きな注目を集めている。
自民党総裁選をめぐり、新たに、茂木幹事長が9月4日にも立候補を表明する方向が明らかになりました。
茂木幹事長は、9月4日にも立候補を表明する方向で調整を進めていて、夕方、麻生副総裁との会談に続き岸田首相とも会談し、出馬の意向について伝えました。
また、林官房長官は、9月3日にも立候補を表明する考えを明らかにしました。
林官房長官:
出馬の表明会見、これを3日にも行いたい。
このほか、高市経済安保相は9月9日に国会内で立候補を表明すると発表しました。
すでに出馬表明した石破元幹事長は、9月10日に政策を発表する方針です。
こうした中、推薦人集めを続ける上川外相は、夕方、陣営議員らと会合を行いました。
上川外相:
最後のラストスパート、(出馬の)ゴールのテープを切るところの直前まで行っている。
一方、立憲民主党の代表選挙では、野田元首相が、29日午前に立候補する意向を表明しました。
立憲民主党・野田元首相:
再び内閣総理大臣を目指す決意を固めたことを、ここに表明をしたい。
29日は、立憲を支援する連合に立候補の意向を報告したほか、再選を目指す泉代表らと会談しました。
一方の泉代表も午後、小川前政調会長と国会近くで会談を行いました。
このほか、枝野前代表が出馬を表明し、当選1回の吉田晴美衆院議員も意欲を示しています。