大量のカビで北海道根室高が休校 30日まで3日間、湿気で増殖か

AI要約

北海道根室市の北海道根室高が、カビの発生により3日間の臨時休校を決定。

カビは外装工事による湿気の影響で校舎内に繁殖し、清掃が困難な状況となっている。

専門業者の清掃を検討中で、進路相談などは個別に対応する方針。

 北海道根室市の北海道根室高が、校内に発生した大量のカビの影響で28日から30日までの3日間、臨時休校することが同校などへの取材で分かった。進路相談を希望する生徒には個別に対応する。道教育委員会は、カビを理由とした休校は「道内では聞いたことがない」としている。

 同校によると、外装工事で校舎が覆われており、閉鎖していた夏休み期間に湿気がたまり増殖したとみられる。廊下や天井、教室の壁、机、椅子に広がった状態で15日に発見され、部活動などで登校した生徒や教職員が清掃したが除去しきれず、休校を決めた。

 外装工事を担当していた業者が清掃中で、状況によっては専門業者への依頼も検討する。