「空飛ぶクルマ」で業務提携 大阪メトロとスカイドライブ

AI要約

2025年大阪・関西万博の目玉「空飛ぶクルマ」について、機体メーカーのスカイドライブと離着陸場を運営する大阪メトロが将来的な事業展開のため業務提携契約を締結した。

万博ではスカイドライブの機体がデモフライトを行い、大阪メトロが運営するポートと万博会場内のポートを往復する予定であり、国土交通省の認定が取れないため乗客は乗せない予定。

大阪メトロがスカイドライブに出資し、ビジネスモデルの共同策定や人材交流を図ることで、万博後の展開を見据えている。

 2025年大阪・関西万博の目玉「空飛ぶクルマ」を巡り、運航を担う機体メーカーのスカイドライブ(愛知県豊田市)と離着陸場(ポート)の運営を担う大阪メトロは26日、将来的な事業展開を見据えた業務提携契約を締結したと発表した。万博後のビジネスモデルの共同策定や人材交流を図る。大阪メトロがスカイドライブに出資したことも明らかにした。

 万博でスカイドライブの機体は、大阪メトロが運営する大阪市港区の中央突堤のポートと、会場内のポートを往来するデモフライトを行う予定。操縦士を含めて3人乗りで航続距離は15キロ。国土交通省が機体の安全性を担保する「型式証明」の取得が間に合わず、乗客は乗せない。