廃止の市民プール、スケボーパークに再生 10月オープン 長野市

AI要約

長野市が旧茶臼山市民プール跡地で整備を進めているスケートボード場「(仮称)茶臼山スケートパーク」が10月、オープンする。

斜面やおわん型を造成した中上級者向けエリアと、初級者向けエリアを設ける。

市は条例改正案を提案し、料金は一般300円を参考に検討する予定。

廃止の市民プール、スケボーパークに再生 10月オープン 長野市

 長野市が旧茶臼山市民プール(篠ノ井岡田)跡地で整備を進めているスケートボード場「(仮称)茶臼山スケートパーク」が10月、オープンする。50メートルプールの北半分は中上級者向けエリアとして、コンクリートを流し込み、おわん型などにくりぬいて斜面を造成。南半分はプール底を残し、スケボー以外でも利用できる。円形の幼児用プール(直径約16メートル)は、元の形状を生かし、初級者向けエリアとする。

 東京五輪で初採用されて注目を集めたスケボー。市内には北部スポーツ・レクリエーションパーク(三才、北レク)にスケボーを楽しめる広場があり、南部にも整備する目的で、同プール(2019年度廃止)を活用することにした。

 市スポーツ課によると、事業費は4600万円。料金は北レクの使用料(一般300円)を参考に検討する。市は設置や使用料に関する条例改正案を市議会9月定例会で提案する方針。