東京都内の地下へとつながる“ナゾの扉” その先は…駐車場?高速道路?地下鉄?

AI要約

ナゾの扉は東京都内の16カ所に設置され、地下58メートルに位置する首都高速の山手トンネルとつながっている。

扉は非常口であり、スライド式の扉を通って階段や一時待機所へ進み、レバーを操作して避難できる仕組みになっている。

首都高速横浜北西線の非常口は緑のボタンを押すと跳ね上げ式の扉が現れ、滑り台を通って避難通路へ進むことができる。

東京都内の地下へとつながる“ナゾの扉” その先は…駐車場?高速道路?地下鉄?

 東京都内の歩道や車道にある地下へとつながるナゾの扉、一体その先には何があるのか知っていますか?

 ナゾの扉は都内の複数箇所に設置されています。

 実は重要な役割がありまして、身近な地下施設につながっているんですが、「(1)駐車場」「(2)高速道路」「(3)地下鉄」のうちどれでしょうか?

 正解は「(2)高速道路」です。

 ナゾの扉は東京都内の16カ所に設置されていて、地下58メートルに位置している首都高速の山手トンネルへつながっています。

 では、扉は何のためにあるのでしょうか。

 山手トンネル側の入り口を見ると非常口があります。非常口の扉があるということは、ナゾの扉は「出口」ということです。

 非常口の奥はどんなふうになっているのでしょうか。

 非常口はスライド式の扉になっています。入っていくと階段があり、矢印の案内もあります。

 途中にある一時待機所には、緊急電話やベンチがあります。

 出口の目の前にはレバーがありまして、レバーを操作すると“ナゾの扉”が開きます。あとは落ち着いて避難すればいいということです。

 ちなみに、地上から出口の扉を開けることは基本的にできません。

 山手トンネルの非常口はどうやって入っていくのか分かりやすかったですが、首都高速の非常口には入り方が分かりづらいものもあります。

 それが首都高速横浜北西線です。非常口と大きく書いてありますが、ドアが見当たりません。一体どのように避難すればいいのでしょうか。

 非常口の看板の両端に緑のボタンがあります。

 緑のボタンを押すと、下側から跳ね上げ式の扉が出現します。

 扉の先は滑り台になっています。滑り降りると避難通路が広がっています。

 横浜北西線のトンネルは、非常口からさらに地下にいくと避難通路が広がっていて、あとは歩いて地上に行くようになっています。

 ナゾの扉がどこにつながっているのか、あらかじめ知っておくと安心ですね。

(スーパーJチャンネル「なるほど!ハテナ」2024年8月22日放送)