“ちょこっと防災” 大雨のときは「排水」控えて

AI要約

記事では、大雨の際に生活排水に注意する防災アイデアを紹介している。

大雨時には雨水と生活排水が一緒になり下水道が処理しきれなくなる可能性がある。

各家庭が生活排水の流し方を管理することで地域全体の被害を防げる。

“ちょこっと防災” 大雨のときは「排水」控えて

「news every.」では、毎日こつこつ、すぐできる防災のアイデア「ちょこっと防災」をお伝えします。22日は「大雨のとき、排水に注意」です。

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森圭介キャスター

「22日も局地的に激しい雷雨に注意が必要なんですが、大雨のときに、“生活排水”について注意点があるということなんですけれども、桐谷さん、わかります?」。

桐谷美玲キャスター

「そんなに意識してないですね…」

森キャスター

「私も実は意識していなかったんですけれども…。大雨のときというのは、お風呂の水や洗濯・台所の排水を控えるように、各自治体が呼びかけているんです。

東京都下水道局によると、東京23区の8割が雨水と汚水を同じ下水管で集めているということで、大量の雨水とお風呂の水などの生活排水が一緒に下水道に流れるので、水の量が増えてしまうということなんです。

そうなると、処理しきれなくなった雨水と汚水が、マンホールからあふれてしまったり、最悪の場合、逆流して家庭のお風呂やトイレからあふれ出てしまうおそれがあるということです」

桐谷キャスター

「ということは、お風呂にためた水は、雨がやんだ後に流した方がいいということですね?」

森キャスター

「そういうことですね。外で強い雨が降っているときは、“ちょっといま、(お風呂などの)水を流すのはやめておこう”と心がけることで、それぞれのご家庭だけでなく、地域全体の被害を防ぐことにもつながりますので、ぜひ、この生活排水をどのタイミングで流すのかというのを、みなさん注意してみてください」

みなさんも、すぐできる「ちょこっと防災」、意識してみてはいかがでしょうか。

(8月22日午後5時ごろ放送『news every.』より)

●news every.では、すぐできる防災のアイデア「#ちょこっと防災」 を紹介しています。