あわやハイカーに衝突…猛スピードで車が“峠”をバック 最大傾斜37度“関西一の酷道”で間一髪 大阪・東大阪市

AI要約

男女が峠のハイキング中に猛スピードで車が坂道を下ってきて危険な状況に遭遇。

夫が妻をかばい、奇跡的に大事故を回避した一部始終。

事故が発生した場所や事故後の状況、事故の頻発状況について。

あわやハイカーに衝突…猛スピードで車が“峠”をバック 最大傾斜37度“関西一の酷道”で間一髪 大阪・東大阪市

峠のハイキングを楽しむ男女が、猛スピードで坂道を下ってきた車をとっさによける瞬間をカメラが捉えていた。

現場は、東大阪市にある峠道。

バイクのライダーが、自分の登る様子を収めようと、カメラを設置していた。

登ってきた夫婦が、次の坂にさしかかろうとしたそのとき、「キーーーー」と音をたてながら車がバックで現れ、そのままガードレールに突っ込んだ。

あやうくはねられるところだった夫婦。映像をよく見ると、直前に気付いた夫がとっさに妻をかばっていた。

思いもよらない事態に出くわしてしまった撮影者のライダーは、「あっ!と思って、反射的にバイクを止めて車に駆け寄った。5人乗っていた。『ワー』『キャー』と悲鳴が上がっていた」と当時の状況を振り返った。

撮影者によると、ドライバーは40代とみられる女性で、乗っていたのは2歳くらいから10代とみられる子供4人。大きなけがはなさそうだったという。

実は事故が起きた場所は、「暗峠(くらがりとうげ)」と呼ばれる国道。最も傾斜がキツいところの角度は37度で、“関西一の酷道”とも言われ、観光名所にもなっている場所だった。

撮影者は、「よくそこで車がスリップしたり、バイクがこけたり、しょっちゅう事故が起きている」と話す。

カメラの設置直後には、事故を起こした車が急な坂を登る様子が映っていた。坂の途中で何らかのトラブルがあったとみられる。

(「イット!」8月21日放送より)