南海高野線で人身事故 目が不自由な男性はねられ搬送 踏切横断中

AI要約

21日午前6時50分ごろ、南海高野線沢ノ町―我孫子前間の踏切で男性が列車にはねられ、病院に搬送された。

男性は目が不自由でつえをついて横断中だったとみられる。

事故で列車の運転が一時見合わせられ、約5万人に影響が出た。

南海高野線で人身事故 目が不自由な男性はねられ搬送 踏切横断中

 21日午前6時50分ごろ、大阪市住吉区沢之町1の南海高野線沢ノ町―我孫子前間の沢ノ町4号踏切で、横断中の男性がなんば発和泉中央行き準急(8両編成)にはねられ、病院に搬送された。大阪府警住吉署によると、搬送されたのは60代ぐらいの目が不自由な男性で、つえをついて踏切内を歩いていたとみられる。

 南海電鉄によると、現場の踏切は遮断機と警報機が付いていたが、点字ブロックは設置されていなかった。この事故で、なんば―堺東の上下線で運転を見合わせ、午前8時10分ごろ再開したが、計約5万人に影響した。【洪玟香】