靖国神社の柱にまた落書き、黒いペンで「厠所」 器物損壊容疑で捜査

AI要約

19日午前3時50分ごろ、靖国神社の入り口の石柱に落書きがされた。中国語でトイレを意味する文字が書かれており、警視庁が器物損壊容疑で調査を行っている。

落書きされた石柱は社号標で、以前も同様の事件があった。7月には中国籍の男が逮捕・起訴されている。

石柱には中国語に似た文字のほか、アルファベットの落書きもあり、警察が捜査を進めている。

靖国神社の柱にまた落書き、黒いペンで「厠所」 器物損壊容疑で捜査

 19日午前3時50分ごろ、靖国神社(東京都千代田区)の入り口の石柱に「落書きがされている」と神社職員から110番通報があった。中国語でトイレを意味する「厠所」などと書かれていたといい、警視庁は器物損壊容疑で調べている。

 麴町署によると、落書きがされていた石柱は「靖国神社」と書かれた社号標と呼ばれるもの。柱の下部に黒いフェルトペンのようなもので、漢字で「厠所」といった、トイレを意味する中国語に似た字など複数の文字が書かれていたという。石柱の台座部分にもアルファベットで「SB」などと書かれていた。

 今回被害のあった石柱は今年5月にも、赤いスプレーで「Toilet」と落書きされた。その後、落書きに関与したとして、警視庁公安部が同容疑などで中国籍の男3人の逮捕状を取った。そのうち職業不詳の男1人が7月に逮捕、起訴された。(土舘総一)