セイジ・オザワ松本フェスティバルのコンサートCプログラム、代役指揮者は下野竜也さんとバボラークさん

AI要約

セイジ・オザワ松本フェスティバルでのオーケストラコンサートCプログラムの代役が下野竜也とラデク・バボラークに決定。

演奏曲目はブラームスの交響曲第3番と第4番がそれぞれ指揮者によって披露される。

その他のオペラや演奏会でも指揮者の代わりが発表されている。

セイジ・オザワ松本フェスティバルのコンサートCプログラム、代役指揮者は下野竜也さんとバボラークさん

 長野県松本市で開催中のセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)の実行委員会は15日、世界的指揮者アンドリス・ネルソンスさんが降板したオーケストラコンサートCプログラム(21、22日)の代役を下野竜也さんと、ラデク・バボラークさんが務めると発表した。

 サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が演奏するCプログラムは、ブラームスの交響曲第3番を下野竜也さん、第4番をラデク・バボラークさんが指揮する。OMF首席客演指揮者の沖澤のどかさんが代役を務めて第1、2番を演奏するBプログラム(16、17日)と合わせて全4曲を披露する。

 下野さんは現在、NHK交響楽団正指揮者、札幌交響楽団首席客演指揮者などを務め、2008、10年にOMF前身のサイトウ・キネン・フェスティバル松本でSKOと共演。バボラークさんは世界的なホルン奏者で、1998年の長野冬季五輪の開会式で故・小澤征爾さんと共演して以来、長くSKOに参加。小澤さんの影響を受けて水戸室内管弦楽団などで指揮者としても活躍を広げている。

 また、沖澤さんが指揮する予定だった25日のOMFオペラ「ジャンニ・スキッキ」と、26、27日の子どものためのオペラについては、指揮者が村上寿昭さんに代わると発表した。18日の歓迎吹奏楽パレードに続く合同演奏会の指揮も、沖澤さんから根本卓也さんに代わる。