大阪の大規模停電、地中の送電線の不具合が原因か 24万戸超に影響

AI要約

15日午前4時ごろ、大阪市と大阪府守口市の一部で大規模な停電が発生し、最大約24万4600戸に及んだ。

停電の原因は大阪市内の地中を通る送電線に不具合が発生し、他の複数の送電線に影響を与えたこととされている。

停電の影響で、京阪電鉄やJR各線の一部区間で運休が発生し、5万人以上に影響を及ぼした。

 15日午前4時ごろ、大阪市と大阪府守口市の一部で大規模な停電が発生した。関西電力送配電によると、約4時間後に解消したが、停電は最大約24万4600戸に及んだ。この影響で、京阪電鉄やJR各線の一部区間で運休するなど5万人以上の足が乱れた。

 関西電力送配電によると、大阪市内の地中を通る送電線に不具合が発生し、他の複数の送電線に影響を与えたことが停電の原因とみて、さらに詳しく調査するという。

 停電が起きたのは、大阪市城東区や東成区、北区などの9区と守口市の一部地域。

 京阪電鉄では、京阪本線の淀屋橋―京橋駅間の上下線と中之島線の全線で始発から運転を見合わせるなど、計84本に遅れが出て約3万人に影響した。JR西日本では、学研都市線や大阪環状線、東西線、宝塚線などの計43本が運休し、約2万5千人に影響が出た。