「マイコプラズマ肺炎」約8年ぶりの高水準で広がる 全国の患者数5週連続増 長引く咳が特徴

AI要約

全国で「マイコプラズマ肺炎」の感染が増加しており、特に子どもに多くみられています。この病気は咳が長引くことが特徴で、8年ぶりの高い水準の感染が広がっています。

国立感染症研究所によると、医療機関に報告された患者数は5週連続で増加し、過去8年で最多の水準に達しています。

厚生労働省は基本的な感染対策の徹底と共に、咳がある場合はマスクの着用を呼びかけています。

「マイコプラズマ肺炎」約8年ぶりの高水準で広がる 全国の患者数5週連続増 長引く咳が特徴

子どもに多くみられ、咳が長引くことが特徴の「マイコプラズマ肺炎」。全国の患者数が5週連続で増え、およそ8年ぶりの高い水準で感染が広がっています。

国立感染症研究所によりますと、全国およそ500の医療機関に今月4日までの1週間に報告された「マイコプラズマ肺炎」の患者は5週連続で増加し、1医療機関あたり0.95人でした。統計が始まって以降、最多だった2016年以来、およそ8年ぶりの高い水準です。

「マイコプラズマ」という細菌への感染で引き起こされる「マイコプラズマ肺炎」は子どもに多くみられ、発熱や長引く咳が特徴です。

厚生労働省は、手洗いなどの基本的な感染対策に加え、咳の症状がある場合にはマスクを着用することなどを呼びかけています。