【台風5号】12日夜に日本海に達する見込み 動き遅く14日にかけ東北と北海道で大雨の恐れ 土砂災害や川の増水に警戒

AI要約

台風5号が東北地方を横断中であり、大雨のおそれがあること。

台風5号が日本海に抜けた後も動きが遅く、大雨をもたらす可能性があること。

東北地方と北海道で台風5号による大雨に警戒が必要であり、他の地域は晴れるが猛暑に注意が必要であること。

【台風5号】12日夜に日本海に達する見込み 動き遅く14日にかけ東北と北海道で大雨の恐れ 土砂災害や川の増水に警戒

けさ、岩手県大船渡市に上陸した台風5号は、東北地方を横断中です。こんやには日本海に抜けますが、抜けたあとも動きが遅いため、あさってにかけて大雨のおそれがります。

秋田県を通過中の台風5号は、こんやには日本海に達する見込みです。その後、あすには熱帯低気圧に変わりますが、まだ大雨をもたらす力は持っています。動きもおそいため、東北と北海道は大雨による土砂災害や川の増水に警戒が必要です。

■予想雨量(あす夕方にかけて多い所)

東北:120ミリ

北海道:150ミリ

一方、関東から九州は、あすも晴れて強い日差しが降り注ぐでしょう。ただ、夕方から夜は山沿いや山に近いところでにわか雨や雷雨のおそれがあります。山のレジャーは天気の急変に気をつけてください。

あすの最高気温は、関東から九州で猛烈な暑さが続き、熱中症警戒アラートが発表されている所が多くなっています。雨の北日本でも気温が高いため、昼夜問わず、熱中症に警戒してください。

一方、南の海上は台風が発生しやすい環境になっていて、あすまでに台風7号が発生する予想です。16日(金)には暴風域を伴って、本州のすぐ南の海上まで北上するでしょう。今週後半は関東や東北に接近するおそれもあります。まだ予報円が大きく、進路予想にはブレがありますので、こまめに情報を確認するようにしてください。