ベッドに女性の遺体、顔に複数の打撲痕 神奈川県藤沢市 県警が捜査
AI要約
神奈川県藤沢市のマンションで無職の笠原恵美子さんが殺害された可能性が高まっている。
笠原さんは一人暮らしで、顔に多数の打撲痕が見つかり、死因は外傷性ショックだという。
近隣住民によると、数か月前には笠原さんの部屋から激しい言い争いの声が聞こえたという。
神奈川県藤沢市本町2丁目のマンションの一室で9日午後1時ごろ、この部屋に住む無職笠原恵美子さん（56）が亡くなっているのを訪ねてきた訪問介護のヘルパーの女性が見つけた。笠原さんは顔などに複数の打撲痕があり、県警は事件に巻き込まれた可能性もあるとみて、殺人容疑も視野に捜査を進める。
県警によると、笠原さんは一人暮らしとみられ、ベッドに仰向けの状態で見つかった。
司法解剖の結果、死因は外傷性ショックで、死後数日だという。
現場は小田急江ノ島線藤沢本町駅の南東約500メートルの住宅地。
近所の会社員男性（32）によると、9日午後にパトカー数台が来て、部屋を調べていたという。
同じマンションに住む50代男性は「1カ月ほど前に、被害者の部屋から大声で激しく言い争う声が聞こえた」と話した。（加藤美帆、村上潤治）
