痴漢抑止目的でデザイン募集 缶バッジ、今年で10回目

AI要約

一般社団法人「痴漢抑止活動センター」が痴漢抑止目的の缶バッジのデザインを募集中。

参加対象は中学生以上の学生で、選ばれた5点は製品化される。

募集は9月10日までで、インターネットで受け付ける。痴漢被害に苦しんだ経験を持つ代表理事が社会全体の意識向上を願っている。

 「私たちは泣き寝入りしません」「恥を知りなさい!」。一般社団法人「痴漢抑止活動センター」(大阪市城東区)が、痴漢抑止目的の缶バッジのデザインを募集している。参加対象は中学生以上の学生。2015年から毎年実施しており、今年で10回目となった。

 小さい頃から痴漢被害に遭ってきたというセンターの代表理事松永弥生さん(59)は「社会全体で向き合うきっかけになれば」と願う。募集は9月10日までで、インターネットで受け付ける。

 センターによると、最優秀賞、優秀賞などに選ばれた5点は製品化される。希望者はネットで申し込みができ、無料で配布される。