天皇ご一家の愛猫「みー」が死ぬ 愛子さまが名付け

AI要約

天皇ご一家が飼っていた保護猫の「みー」が皇居で亡くなったことが明らかになりました。10年以上愛されたみーは、皇后雅子さまや愛子さまにとっても大切な存在でした。

みーは赤坂御用地で保護された猫であり、ご一家の一員として愛されました。他にも保護猫や保護犬を家族として迎え入れてきたご一家は、みーの死に大きな悲しみを感じています。

皇后雅子さまはみーを気に入り、横尾忠則さんと猫談義を楽しんでいました。みーが病気にかかり、治療を受けるものの、最終的には亡くなってしまったとのことです。

天皇ご一家の愛猫「みー」が死ぬ 愛子さまが名付け

 天皇ご一家の側近は9日、2010年からご一家が飼ってこられた保護猫の「みー」が皇居・御所で3日に死んだことを明らかにした。天皇、皇后両陛下と愛子さまはみーの安らかな旅立ちを見送ったという。

 みーは10年5月ごろ、ご一家の住まいがあった赤坂御用地(東京都港区)で保護された母猫と4匹の子猫のうちの1匹で、愛子さまが名付けた。ご一家はみーや、別の保護猫「セブン」、保護犬「由莉(ゆり)」を家族の一員として過ごしてきた。

 皇后雅子さまは今年4月にあった園遊会で、現代美術家で愛猫家の横尾忠則さんに、みーの写真を見せて猫談義を楽しんだ。側近によると、みーは5月に進行性の病気が見つかり、動物病院で治療を受けるようになり、8月3日午後に死んだ。側近は「(天皇ご一家は)大変寂しく思っていらっしゃる。特に愛子さまは小さい頃からかわいがっておられたので、とても悲しく思っておられるようだ」と説明している。【高島博之】